ABOUT DESIGN
非日常を堪能していただくための設え。
「ここに滞在されている間は格別の思いを抱いて欲しい。」
群来の建築デザインは気鋭の建築家・中山眞琴氏による設計。デッキテラスを備えた、伸びやかでゆとりのある平屋建ての全七室。
各室が離れのような配置で庭に囲まれた独立分離型となっています。
また、石を敷きつめた庭は海をモチーフに、国際的に活躍中の彫刻家 安田侃氏による彫刻作品を島に見立て、非日常空間を演出。
そして、部屋着はコシノジュンコ氏のもので、心地良く過ごしていただけると思います。群来での非日常を心ゆくまでご堪能ください。
Architect
中山眞琴
施設の敷地は海岸沿いの土地にあり、海と島が見える。敷地面積が約3,800㎡と広いため、平屋で木造とした。全7部屋しかなく、その密度と佇まいを感じさせる”小ささ”が心地良い。旅館全体から醸し出されるしっとりとした雰囲気は、旅の疲れを癒してくれる。デザインは素材を生かしながら、でしゃばらない程度のデザインに仕上げている。仕上げは、石、土、木、鉄、焼き物などで構成しており、そのほとんどを現地で調達することにこだわった。また全体を木造船に例え、川で取れる玉石を敷地全体に敷いて”海”を表現し、海に浮かぶ木造船にあしらえた。2010年グッドデザイン賞。2011年第1回ショップデザインアワード最優秀賞受賞
http://www.nanana.co.jp/index_fla.html